大分県別府市で5月18、19日にある第82期名人戦七番勝負(毎日新聞社、朝日新聞社主催、大和証券グループ協賛)の第4局で提供される食事などについて、別府市は24日、候補となるメニュー38種類を明らかにした。対戦する藤井聡太名人(21)と豊島将之九段(33)がどのメニューを選ぶのか、注目が集まる。
メニューには、めし、スイーツ、ドリンクの3部門があり、市内の飲食店などが応募。「別府らしさ」を感じられることなどを条件に、市や別府商工会議所などで作る対局の実行委員会や、グルメに精通するインスタグラマーらが選考した。
めし部門は、とり天や別府冷麺など18種類、スイーツはプリンやザボン漬など13種類、ドリンクはカボスジュースなど7種類が選ばれた。各メニューは、5月中旬ごろからJR別府駅などで配布するリーフレットに掲載するため、現在写真を撮影しているという。
長野恭紘市長は24日の記者会見で「別府らしさを感じさせるラインアップ。名人戦で注目が集まるこの機会に、別府の食の魅力を存分にアピールしていく」と話した。【石井尚】
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。