30日、米津玄師さんが「ハチ」名義で発表した楽曲「ドーナツホール」のフルアニメーションミュージックビデオが制作されたことが、ソニー・ミュージックレーベルズより発表されました。

米津玄師さん「がらくた」



「ドーナツホール」は、ハチ(米津玄師さん)が、楽曲制作とミュージックビデオ映像制作を自身で手がけ、2013年10月28日に公開された作品。
ボーカロイドGUMIの歌唱する楽曲に、ミュージックビデオでは、GUMI、初音ミク、巡音ルカ、鏡音リンの4キャラクターが描かれています。
今回、ハチ(米津玄師さん)により、当時のキャラクターが新たに描き起こされ、その原画と原案をもとに、新たにフルアニメーションのMVが制作されたということです。

「ドーナツホール」描き下ろし原画 Illustration by ハチ



MVの監督は神谷雄貴氏、アニメーションキャラクターデザインに千葉崇洋氏、制作はProduction IG、プロデュースにBLUE RIGHTSなど豪華布陣が集結。「壊れていても構いません」という米津玄師さんが「LOST CORNER」でも打ち立てたキーワードを軸に、廃品回収業を営むGUMI、初音ミク、巡音ルカ、鏡音リンの4人が登場する、新たなストーリー仕立ての映像となっています。



合わせて、「GODIVA×HACHI ドーナツホール コレクション」をゴディバより発売することも決定。「ドーナツホール」の新原画のプリントチョコレートと、ゴディバが新たに制作した「ドーナツショコラ」がオリジナルデザインのボックスに収められたスペシャルなコレクションとなったそうです。
商品は10月1日(火)より、全国のゴディバショップ、GODIVA café、ゴディバ オンラインショップで販売されるということで、ゴディバがアーティストとのコラボレーションによるコレクションラインナップを展開するのは今回が初めてだということです。

GODIVA「コレクションポスター」




【 ハチ「ドーナツホール」Music Video 「壊れていても構いません」】
雑然とした下町で、廃品回収業を営むGUMI、初音ミク、巡音ルカ、鏡音リンの4人。
軽トラに乗って、間抜けなアナウンスをスピーカーで流しながら、壊れたテレビやパソコンなどを回収している。
雑居ビルの一角にリサイクルショップという名目でオフィスを構えているが、ほとんどがガラクタに値札を貼って並べただけの倉庫のような様相。そんな4人のもとに、いつしか個人では処理しきれないガラクタの依頼が舞い込むようになり、ひょんなことから遺棄物がGUMI達のもとに渡ってくる。

一方、都市中央では環境美化組織が発足し、美しい街の再開発と銘打って下町の一掃作戦が始まろうとしていた。徐々に脅かされていく下町の生活に、反発するGUMI達だったが。政府や美化組織それぞれの思惑が渦巻くなか、「ごみ山で危険生物が見つかった」という緊急ニュースが流れ、下町もろとも更地に一掃する「ごみ山美化作戦」の強行突破が急遽はじまる。



【 米津玄師さんプロフィール 】

ハチ名義でボカロシーンを席巻し、2012年本名の米津玄師としての活動を開始。2018年、TBS金曜ドラマ「アンナチュラル」の主題歌として「Lemon」を書き下ろし“ミリオン”セールスを記録。「第96回ドラマアカデミー賞」にて最優秀ドラマソング賞を受賞。日本レコード協会にて史上最速の300万DL認定など数々の記録を樹立。同年、2020応援ソングとして、Foorin「パプリカ」を発表。
「Lemon」は年間を通して支持が拡大し続け、年間ランキングチャートを総なめにし、MV6.9億回再生を突破、デジタル・フィジカル合算300万セールス突破と年度を象徴する楽曲となった。年末には紅白歌合戦に初出場、初のテレビ歌唱が大きな話題を呼び、翌年2019年の年間ランキングでも2年連続で年間ランキングを席巻。Billboard JAPANでは日米初となる2年連続での首位、オリコン週間カラオケランキングでは歴代1位となる「連続1位獲得週数85週」を記録するなど、音楽史に残る数々の快挙を成し遂げた。

2019年、菅田将暉「まちがいさがし」をプロデュース。映画「海獣の子供」主題歌として「海の幽霊」をリリース。 Foorin「パプリカ」のセルフカバーを発表。TBSドラマ「ノーサイド・ゲーム」の主題歌、シングル「馬と鹿」をリリースし、フィジカル・デジタル合算で120万セールスを記録、その後開催され社会現象となったラグビーWCでも楽曲が使用されるなど大きな反響を呼んだ。そして12月には、嵐の「カイト」を制作。紅白歌合戦にて初披露された。

2020年、TBSドラマ「MIU404」主題歌として「感電」を書きおろし、5thアルバム「STRAY SHEEP」を発売。
発売翌週にミリオンセールスを突破。その後150万枚までセールスを伸ばしオリコン合算アルバムランキングで200万ポイントを突破。2020年の年間ランキングは46冠を獲得した。また、ユーザー数3億5,000万人を誇るゲーム「FORTNITE」での革新的な全世界バーチャルライブの開催や、「ユニクロ」とのコラボTシャツの全世界販売、「GIVENCHY」新作コレクションへ各国の著名人と共に参加する等、意欲的な活動が国内外共に大きく評価された。グローバルチャートIFPIでは世界7位にランクイン、「Forbes」が選ぶアジアのデジタルスター100に選出。日本国内では、芸術選奨文部科学大臣新人賞(大衆芸能部門)を受賞するなどの結果を残した。

2021年、ニュース番組のテーマソングとして「ゆめうつつ」を発表。TBSドラマ「リコカツ」主題歌、シングル「Pale Blue」をリリースし、Billboard総合ランキング1位、オリコンDLランキングは史上初のTOP3独占という記録を残した。また、8月には落語をモチーフとした「死神」のMVを公開した。

2022年、「PlayStation」CMとして「POP SONG」を書き下ろし、自身も出演。映画「シン・ウルトラマン」主題歌として「M八七」を書き下ろし、TVアニメ「チェンソーマン」のOPテーマとして「KICK BACK」を書き下ろした。「KICK BACK」は、Spotifyグローバル・ランキングでTOP50にランクインと国内アーティスト初の記録を達成。さらに、「オリコン週間シングルランキング」(12/5付)ではソロアーティストとしては令和初となる初週売上30万枚越えを果たし、初登場1位を獲得。Billboard JAPANアニメチャートでは21週連続首位を記録している。

2023年、「ジョージア」のCMソングとして「LADY」を、「FINAL FANTASY XVI」テーマソングとして「月を見ていた」を書き下ろした。7月には、スタジオジブリ最新作、宮﨑駿監督の「君たちはどう生きるか」主題歌として「地球儀」を書き下ろし、米津玄師名義としては100曲目を迎えた。また、アジアで最も影響力のあるアーティストとして「LOEWE」FW23メンズコレクションキャンペーンに登場。8月には「KICK BACK」が、アメリカレコード協会(RIAA)によりゴールド認定を受け、“日本語詞”楽曲として”史上初” の快挙を達成。同協会が今年活躍したアーティストを総括する“RIAA Class of2023”においては史上初、そして唯一の日本人アーティストとして選出され2023年のハイライトとして大きくピックアップされ伝えられた。

2024年4月、連続テレビ小説の主題歌として「さよーならまたいつか!」を、5月には「ジョージア」CMソング「毎日」、8月には映画「ラストマイル」の主題歌として「がらくた」を発表。8月21日には6thアルバム「LOST CORNER」をリリース。2025年1月より「米津玄師 2025 TOUR / JUNK」を開催する。

MVに関しては、「Lemon」が8.7億回再生突破し、日本人アーティスト初の記録を更新し続けているだけでなく、1億回再生が16作品という圧倒的な記録を達成(『Lemon』 『アイネクライネ』 『LOSER』 『ピースサイン』 『灰色と青(+菅田将暉)』 『orion』 『Flamingo』 『感電』 『打上花火』 『パプリカ』 『春雷』 『馬と鹿』 『海の幽霊』『KICK BACK』 Foorin『パプリカ』 菅田将暉『まちがいさがし』)、公式YouTubeチャンネル登録者数は730万人を突破している。

【担当:芸能情報ステーション】

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