俳優の吉岡里帆さんと蓮佛美沙子さんが、石川県の七尾市が主催する能登演劇堂舞台劇「まつとおね」の記者発表会見に登壇しました。本公演は、令和6年能登半島地震復興祈念公演として開催されます。

吉岡里帆さん・蓮佛美沙子さん




吉岡さんは、“元日に大地震。21日に豪雨に見舞われたこと、本当に心が痛みました。豪雨の直前に能登を訪れまして、どんな人たちが住んでいて、この舞台をどんな風に受け入れてもらえるのかを肌で感じたくて、何人かお話をさせていただいた。”と、能登を訪ねたことを回想。
“「嬉しい」って言っていただいて、その笑顔が忘れられなくて。自分にできることはなんなんだろうと考えた時に、もちらんボランティアに参加することもできます。ただ、悲しみの縁を一緒に並走することも大事だけど、前を向けるきっかけになるエネルギーを、演者として力を合わせて外から持ってくるところが、すごく大事な公演だと思っています。”と、真摯にコメント。

吉岡里帆さん




続けて“自分の、演劇を愛する気持ちと、人に楽しんでもらいたい気持ち。そして今回は、復興の狼煙を上げたいという気持ち。強い意志を持ってこの公演に携わろうと思っています。”と想いを熱弁しました。

蓮佛美沙子さん


能登演劇堂舞台劇「まつとおね」記者発表会見




蓮佛さんは“正直言って「(公演をして)いいのかな?」という葛藤もありました。そういった葛藤を抱える中で、いろんな人の話を聞く機会がありました。それは例えば能登に長期間ボランティアに行かれた方だったり、被災された方だったり。その中で、「エンターテインメントの力に救われた」という方や「希望を届けに来てほしい」と言ってくださっている方がいらっしゃって、そういった方たちの声もしっかり受け止めたい。”と、現在に至るまでの心境を告白。“能登のみなさんの、明日を生きる活力になれたら”と力強い眼差しを見せました。

【担当:芸能情報ステーション】

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