REUTERS/Akintunde Akinleye
<メーガン妃を「悪魔のような上司」と元スタッフが語っていたことが判明。しかし、同じタイミングで現スタッフによる「べた褒め報道」も。何が起きているのか?>
メーガン妃が、新たな告発と疑惑に直面している。メーガン妃を「悪魔のような上司」と語り、「ヒールを履いた独裁者」としてスタッフを怯えさせていたことが夫妻に近い情報筋として米メディアで報じられたからだ。
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2018年にメーガン妃がヘンリー王子と結婚した直後、2人の補佐官がメーガン妃によるいじめを告発したことで、イギリス王室は内部調査を行なっている。その調査結果は公表されなかったものの、これを「自分の評判を貶めるために計画された、中傷キャンペーン」であるとしてメーガン妃は全面否定している。
しかし、メーガン妃が多くの人を怒らせ、気難しい人物であるという証言はこれまでいくども報道されてきた。そして今回、新たに浮上している疑惑は、王室を去った後にも嫌がらせが続いていた可能性だ。
「大人の男性を泣かせるのを見てきました。ヒールを履いた独裁者のごとく歩き回り、怒鳴り散らしては命令し、物事が思い通りにいかないと癇癪を起こします」。また、「彼女[メーガン妃]は人を蔑み、アドバイスを聞かず、容赦ない要求をします」と、その冷徹な振る舞いについても暴露されている。
しかし、奇妙なことに同じタイミングで、メーガン妃に好意的なメディアとして知られる「Us Weekly」誌が、メーガン妃の国際広報担当のアシュリー・ハンセン氏のインタビューを掲載したのだ。
「メーガン妃がいつも親身になってくれる」という、ハンセン氏の過剰な称賛には疑問の声も多く、広報チームによるPR戦略であると大方は見られている。
もし広報戦略であればあまりにもわざとらしく、露骨な「反撃」はかえって騒ぎを大きくし兼ねないため失敗である。通常であれば、まずは静かに事態を見守るのが得策であるからだ。
ただし、メーガン妃がコントロールできない状況もありうるという。それは、もし元スタッフが訴訟を起こすという選択肢を取った場合だ。その時は、メーガン妃の新たなビジネスにも悪影響があるとして、PR専門家でコンサルタントのエリック・シファー氏は本誌に次のように語る。
「信頼に関わることです。こういった疑惑を持たれても、それを否定し、信頼の回復に努めてきた人物[メーガン妃]が、これまで秘密にされていたスタッフとのやりとりが次々と報道されています。
ゴジラのような無謀な振る舞いでスタッフに反感を買われるような上司とは思われたくないはずです。それは自身のブランドとしても望ましくありません。これが事実である限り、自分がどのように報道されて伝わっているのか、それを正しく理解する必要があります」
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