【動画】森に浮遊する体験、「まっさかさまの自然」=白井伸洋撮影

 国内外のアーティストらが参加する国際芸術祭「森の芸術祭 晴れの国・岡山」が、岡山県北部の津山市や新見市など12市町村で開かれている。

 同県奈義町の会場では、金沢21世紀美術館の人気展示「スイミング・プール」を手がけたことでも知られるレアンドロ・エルリッヒの作品「まっさかさまの自然」が展示されている。会場となった屋内ゲートボール場の天井には300本の人工の木がつり下げられ、つり橋がかけられている。床には鏡が敷かれており、渡りながら足元を見ると天井の木々が反転して映り、森の中に浮いているような感覚になる。訪れた人たちは、風に揺れる木々を橋からのぞき込み、写真を撮るなどして、不思議な空間を楽しんでいた。芸術祭は11月24日まで。新見市の洞窟や津山城周辺でも作品が展示されている。(白井伸洋)

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