旅行情報誌「じゃらん」「じゃらんムックシリーズ」の計11媒体が来年3月で休刊する。発行元のリクルート(東京都千代田区)が8日、発表した。「昨今のユーザー動向を含む社会の変化を受け止め」と同社は説明。今後の情報発信は、ウェブサイト・アプリの「じゃらんnet」に集約するという。
計11媒体のうち「じゃらん家族旅行」(関東・東北版/関西・東海・中国・四国版)、「じゃらん酒旅 BOOK」、「じゃらんクチコミ 90 点以上!泊まって良かった宿」(関東・東北版/西日本本版)は6月で休刊。ほかの媒体も来年3月までに順次休刊する予定という。
リクルートによると、昨年度の発行部数は「九州じゃらん」8万8千部、「関東・東北じゃらん」7万5千部、「関西・中国・四国じゃらん」5万1千部、「東海じゃらん」3万3千部(ともに隔月刊)だった。昨年度10万3千部の「北海道じゃらん」(月刊誌)は発行を続けるという。
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