東京にあるアンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」が25日、リニューアルオープンしました。店舗の運営には、新たに岡山のデパート「天満屋」が参加、モノを売るプロのノウハウを生かし、鳥取・岡山の魅力を首都圏に売り込みます。

東京・新橋にあるアンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」が、25日にリニューアルオープン。弓浜絣のゆかた姿の鳥取県の平井知事とデニムのスーツに身を包んだ岡山県の伊原木知事がテープカットをして、リニューアルオープンを祝いました。
「とっとり・おかやま新橋館」は、鳥取県と岡山県が共同で開設したアンテナショップです。2014年のオープンから10年が経ち、施設が一新されました。
1階の特産品などの物販スペースを拡大し、新橋駅前の立地を生かして道路沿いにショーウィンドウを新たに設けたほか、イベントスペースを新設。鳥取・岡山の自慢の特産品をより効果的にPRできるようになりました。
また物販コーナーの運営を岡山市の百貨店「天満屋」が新たに担当。「モノを売るプロ」、百貨店のノウハウが鳥取・岡山の魅力発信に生かされると期待されています。
オープニングイベントには、鳥取県大山町出身のお笑いタレント・ガンバレルーヤのまひるさん、そして岡山県倉敷市出身のフィギュアスケーター・高橋大輔さんも登場。それぞれがお互いの県のイメージを基に考えた、架空の“ご当地丼”を披露しました。

平井知事
「押すな、押すな丼ですね…」

高橋さんが考えたのは、ベニズワイガニや鳥取和牛を豪快に盛り付け、パン粉や桜エビで砂丘の砂の食感を表現した「珍品」ですが…。

ガンバレルーヤ・まひるさん
「食べ進めれば進めるほど宝も見つけたような気持になるし、本当にぜいたくの宝箱という感じがします」

ちなみに、まひるさんが考えた岡山県のご当地丼は、桃太郎が鬼退治に出かけたスキに、おじいさんおばあさんがこっそり食べたという子どもにはまだ早い「大人のどんぶり」。特産・千両ナスの蒲焼丼に見せかけて、和牛のローストビーフやサワラ、ウニ、イクラが隠れる遊び心のある一品に。
両県のご当地丼は、2階レストランで5月6日まで期間と数量限定で販売されます。

平井知事
「高橋大輔さんとかけまして、とっとり・おかやま新橋館ととく。その心は開店(回転)して飛躍します!」

まひるさん
「私からもひとつ!平井知事とかけまして高橋大輔のスケートとく。その心は…」
平井知事
「2人ともスベるでしょう!(笑)」

リニューアルの総工費は、あわせて4600万円。デパートのノウハウ、強みも生かして発信力を強化。首都圏から多くの観光客や移住者を鳥取・岡山に呼び込みます。

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