世界的ピアニストで2024年4月に亡くなったフジコ・ヘミングさん。彼女の生涯を描いた映画が10月に公開されるのを前に、映画監督が10月11日、総社市を表敬訪問しました。実は総社市でも撮影が行われていました。
総社市役所を表敬訪問したのは、映画監督の小松荘一良さんです。映画のタイトルは「恋するピアニスト フジコ・ヘミング」。2024年4月21日に亡くなった彼女の生涯を描いたドキュメンタリーで、生前の2018年に公開された「フジコ・ヘミングの時間」に続く作品です。
彼女が終戦前後に疎開していたのが総社市でした。2年前に市内で行われた撮影では、当時使っていたピアノと77年ぶりに「再会」。小学生の前で演奏するシーンがカメラに収められました。小松さんは片岡聡一市長にその時の撮影のエピソードなどを話していました。
(小松荘一良監督)
「ぜひこの映画を見て感動した人は(総社市を)訪れてみて、フジコさんの思いとかメッセージ、音楽を聞きながら訪れていくと何か自分の心の中に穏やかな気持ちが生まれてくるのでは」
(総社市 片岡聡一市長)
「(映画を)岡山県民全員に見てほしい。泣けてきた」
「恋するピアニスト フジコ・ヘミング」は、10月18日から全国で公開されます。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。