料理の風味や彩りを良くし、味にメリハリをつける香辛料。スーパーや輸入食材を扱うショップなどでは世界各地から集まってきた香辛料がズラリと並ぶが、聞きなれない名前のものも多い。
リサーチ会社のクロス・マーケティング(東京都新宿区)が全国の20代~60代の男女1100人に好きな香辛料を聞いたところ、トップは「胡椒(こしょう)」40.4%だった。
2番手以降は「しょうが」36.6%、「わさび」34.8%、「七味・一味唐辛子」27.9%と続き、「和」の香辛料への支持が高かった。うなぎのかば焼きには欠かせない「山椒(さんしょう)」は6.2%にとどまった。
年代別では、全体的に高い年代の人ほど風味と刺激が好きな傾向が見えた。
使い方では、「料理に風味を加えたい時」が39.1%で最も高く、「元から香辛料・スパイスがきいた料理を食べる」が27.4%で2位。「下味として使う」という人も20.8%で3番手に来た。男女別で見ると、「風味を加えたい時」は女性が10ポイント超高かった一方、「ほとんど使わない」のは男性が約10ポイント高かった。
イチオシの使い方には、「酢と胡椒でぎょうざを食べる」(男性20代)や「味噌汁に胡椒をかけることがある」(男性40代)、「体を温めるしょうがを甘いミルクティーに」(女性50代)といった回答があった。
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