2024年も残すところ2カ月余りとなり巳」ましたが、25年の干支「巳」をモチーフにしたお香を入れる器、香合の窯出しが10月24日、倉敷市で行われました。

窯の中から出来上がったばかりの香合が次々に取り出されます。倉敷市羽島の天神窯では、毎年この時期、陶芸家の岡本篤さんが次の年の干支を題材にした香合を作っています。

24年は幅が6センチ、高さが2.5センチの大きさで、岡本さんが子供の頃に見たシロヘビの記憶をもとに、神の使いとして神聖でやさしさのあるヘビが絵馬の上に乗っている様子をイメージしています。

(陶芸家 岡本篤さん)
「温かい気持ちで使ってもらえれば。いかに気持ちよく表に現すかに苦労した」

干支の香合は約200個作られ、25日から3日間、天神窯のアトリエで展示・販売されます。

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