那覇市立上山中2年の中村真彩さん(13)、沖縄尚学中2年の津嘉山珠奈さん(13)が3月末に東京都内で行われた、ピアノの連弾に特化した「第1回リゾナンツァ連弾コンクール」のジュニアJ4部門で最優秀賞に輝いた。
ドボルザーク作曲の「スラヴ舞曲イ長調作品46第5番」を、息ぴったりの躍動感あふれる演奏で聴かせた。
2人は連弾ペア歴7年目。昨年12月に同コンクールの予選を通過し、本選への出場を決めた。部門の一つ「ジュニアJ4」は2人の年齢の合計が30歳以下、かつ双方とも16歳以下というのが条件。
中村さんは「周囲の気迫に圧倒された。夏にある別の連弾コンクールに向けて気持ちで負けないようさらに成長したい」と気を引き締める。
津嘉山さんは「連弾で初めて出場した全国大会での最優秀賞はうれしい。指導してくれた先生、両親に感謝したい」と笑顔を見せた。(社会部・城間陽介)
(写図説明)ジュニアJ4部門で最優秀賞に輝いた中村真彩さん(左)、津嘉山珠奈さん=3月(親族提供)
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