歌手の串田アキラさんが26日、京王閣競輪場で退院後初のワンマンライブを行いました。

串田さんは、2024年1月に体調不良を訴え、急性すい炎と診断され入院。7月に退院。リハビリを重ねてきました。

「串田アキラ ライブステージ」(京王閣競輪場)


アニメ『キン肉マン』の主題歌『キン肉マン Go Fight!』のイントロが流れ、「わっしょい!」の掛け声と共に登場すると、すでに会場のボルテージはMAXに! 本人曰く“立っているだけでも本当はつらい”と言い、マイクスタンドを杖代わりにして歌唱していましたが、徐々にテンションも上り調子に。

串田アキラさん



歌唱の中盤からは振付けや、コール&レスポンスを求めるなど元気なステージパフォーマンスを繰り広げ、今回は5曲ずつの2ステージをこなして、集まった往年のファン達を大いに熱狂させました。

ファン達に向けて“帰ってきたぞ!まだ太れないけど、すごく細くなっちゃった。声も細いね。だって30kgも筋肉が無くなっちゃったから。今はキン骨マンになっちゃった”と語ると、会場からどよめきが沸き起こりました。それに串田さんが “まぁ、でも丁度いいかな?”とお茶目に応えると、会場から万雷の拍手が起こりました。串田さんは、“だからみんな今日はサポートして一緒に歌ってくれよ”と呼びかけていました。

串田アキラさん


入院中の様子については、“僕は救急車に乗って、意識はあったけどチンプンカンプンの意識で気づいたら半年経っていた。ご飯も食べずに点滴だけで栄養とっていたから頭もスッカラカンでした”と、すさまじい闘病生活を振り返っていました。

串田アキラさん


終盤、ファンから「まだまだ行けるぞ!」と声をかけられると「ありがとう!」と大きく手を振り返し、久々のステージに“もう絶対に最高だね”と感激した様子でした。今月17日に78歳の誕生日を迎えた串田さんは先日、自身を鏡で見て“「あー、なるほどね」と、それ相応の感じでした。急に玉手箱を開けたみたいにね”と自虐的に語りました。けれど今後の目標については、“この歳になっても歌い続ける。声が出なくなって、どうしようもなくなるまでマイクは置かない、絶対に!”と力強くファンに誓っていました。

串田アキラさん


そして、やりたいことについては“海に行きたい!自然と戯れたい”と、釣りやダイビングが趣味だったという野生児らしい欲望も見せつつ、“あとは曲を書いたり、恥もかいたり…とにかく欲張りにやれるだけやりたい!”と最後までお茶目な語りで、復活をアピールしていました。

【担当:芸能情報ステーション】

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