長野放送の重盛赳男アナウンサー

3月末、伊那市で「春の高校伊那駅伝」が開催されました。「駅伝の新人戦」とも言われる全国最大規模の高校駅伝で、北は北海道、南は沖縄から、男子127チーム、女子54チームが出走。NBSでは男子のレースを生中継しました。

数字で男子のレースを振り返ります。127チームは過去2番目の規模。昨年12月の全国高校駅伝(都大路)出場の47校中30校も出走し、質・量ともに高レベルでした。

好記録も誕生! 京都・洛南の優勝タイムは2時間6分56秒で、歴代2位の好タイム。準優勝の佐久長聖の2時間7分47秒も2位としては歴代最速で、地元校の意地を見せました。区間新記録も6区間中3つで生まれ、近年の長距離界の高速化が、ここでも見られます。

「春の伊那路を制する者は全国を制す」の言葉通り、過去10年で3つの優勝校がその年の都大路を制しています。さらに8位以内の入賞校いずれかが優勝する確率に至っては、なんと100%! 上位に注目すれば、陸上競技観戦がさらに楽しくなりそうです。

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