『ゴジラ-1.0』などで知られる映画監督の山崎貴さんと、初代ゴジラ造形助手の鈴木儀雄さんが、「ゴジラ 4Kデジタルリマスター版」ジャパンプレミアに登壇。笠井信輔さん進行のもと、初代ゴジラについてトークを繰り広げました。
山崎監督は、“場違い感がすごくあるんですけど、鈴木さんのお話が聞けるということで来ました”と、レジェンドの鈴木さんを前に恐縮している様子。そんな山崎さんを横目に、鈴木さんは、“あと2年くらいで90歳になります。19歳の時に、最初のゴジラの制作に参加させていただきました。(当時の仲間は)みなさんお年ですから...”と、初代に携わった仲間に想いを馳せました。
初代ゴジラで、スーツ制作に携わっていたという鈴木さん。ゴジラの1号スーツについて、“重くて動かなかった。(中に入る)役者さんも「芝居ができない!」と怒ってね”と回想。撮影については、“たくさんライトがあって、熱いので、(ゴジラ)スーツの下は汗でジャブジャブ。役者がそれを見せてきて「こういうスーツをお前らは作るんだ」と言ってくるんですよ”と、当時の撮影の裏側について語りました。
そんな鈴木さんの話を興味深そうに聞いていた山崎監督は、初代から受けた影響について、“大変なもんですよ。かなりインスパイアされました。初代の好きなところは、いっぱい使わせていただいています”と、尊敬を込めて語っていました。
【担当:芸能情報ステーション】
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