2024年、101歳で亡くなった染色家で型染の第一人者として知られる柚木沙弥郎さんの作品展が、盛岡市の岩手県立美術館で開かれています。
東京出身の染色家で、2024年1月に101歳で亡くなった柚木沙弥郎さんの作品展、会場には約300点が展示されています。
柚木さんは模様を彫った型紙と糊を使って染める型染の第一人者として知られ、自由でユーモラスな形態と美しい色彩の作品で見る人を魅了してきました。
民芸品などを販売する盛岡市の光原社の包装紙やチャグチャグ馬コの絵はがきなど、岩手にゆかりのある作品も多く手がけてきました。
なかには、亡くなる2カ月前まで、愛用の小刀で紙を切り出して制作したものなど、国内初公開となる最晩年の作品も展示されています。
この作品展は、盛岡市の県立美術館で12月22日まで開かれています。
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