福岡市西区の飯盛神社で4日、約400年前から伝わり、市の無形民俗文化財に指定されている「流鏑馬(やぶさめ)神事」が今年も行われました。
187回目となったこの秋の大祭は、五穀豊穣や無病息災を祈るために行われていて、狩装束を身にまとった花射手(はないて)と呼ばれる3人が、約300メートルの参道に設置された的に向かって次々と矢を放ちます。
3連休最終日とあって大勢の参拝者が訪れ、的が射貫かれると大きな歓声が上がっていました。
今年は「元寇750年共演流鏑馬」としてモンゴル共和国との友好を深めるため、モンゴル騎手との合同演武も行われました。
日本の騎手とはひと味違ったダイナミックな演舞で、会場は熱気に包まれました。
◆訪れた人
「かっこ良かったです」
◆訪れた人
「射るのも瞬間的なので、力強かった」
◆訪れた人
「すごい迫力があって、スピード感も早くてびっくりしました」
流鏑馬の神事が終わると、福岡市の秋も一層、深まって行きます。
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