テレビにほとんど出演しないことで知られるシンガーソングライターの竹内まりやが、「日曜日の初耳学」に出演。世界規模でリバイバルヒット中の楽曲「プラスティック・ラブ」(1984年リリース)への思いや、夫の山下達郎が歌う冬の名曲「クリスマス・イブ」の意外な誕生秘話。意外すぎるプライベートの過ごし方も告白した。聞き役は林修。

竹内まりや「最近は海外の若い方からファンレターをもらいます」

「『プラスティック・ラブ』は“海外で最もヒットした邦楽”と言われるほど注目されていますね」と尋ねた林修に、「本当に不思議な現象で、なぜ40年前のあの曲が、海外の皆さんに取り上げられたのか。山下達郎ともよく分析してみるんですけど答えがなくて」と打ち明けた。

竹内はさらに、「あの時代に、私たちがいわゆる洋楽を目指して試行錯誤して作っていたものを、40年後に本場の洋楽の方たちが良いと思ってくださるのは、もしかしたら、そこにある普遍性、それからマシンプレイではなく人力プレイの良さ、そのグルーヴをも感じてくださっているのかな」とし、「最近、海外の若い方からよくファンレターをもらいます」とも明かした。

「達郎が歌いそうな曲を書いてみよう」『プラスティック・ラブ』誕生秘話

そもそも「プラスティック・ラブ」は、竹内が夫で楽曲のアレンジャーでもある山下達郎を「驚かせるような曲を書こうと意気込んで書いた曲」だったという。「達郎が歌いそうな曲を書いてみよう、と。それを彼がすごくいい形でアレンジしてくれたので…。あのアレンジの力も大きいと思いますね」と分析し、公私にわたるパートナーへの絶大な信頼を覗かせた。

間もなく訪れるクリスマス。竹内といえばCM曲としてもおなじみの「すてきなホリデイ」が人気だが、番組では、山下達郎が歌うもう一つの日本の定番クリスマスソング「クリスマス・イブ」の驚きの裏話も飛び出した。

「もともと『クリスマス・イブ』は私のアルバムのために彼が書いた曲がボツになっていたのを、彼が掘り起こして自分のアルバムに入れた、というきっかけだったんです」と明かした竹内。

「ボツになったからこそ、彼の曲になり、今があるので、それは良かったということですよね」と、名曲誕生の経緯を振り返った。

SNS沸騰「大興奮の竹内まりやさん、可愛すぎた」「自然体で素敵な方」

竹内は、体調を崩すほど多忙だったデビュー当時やテレビ出演を控えるようになった経緯、「けんかをやめて」や「駅」といった人気曲の誕生秘話もたっぷり語った。さらに、”お笑い好き”という驚きのプライベートも告白!「人を笑わせるってこの世の仕事の中で最も尊いものの一つだと思っていて」と笑いの魅力を口にした。

特に大好きだというのが、「シソンヌじろう」。本人がリモートで登場すると「マジで!?めっちゃ嬉しいんですけど」と大興奮。シソンヌが動画でしか披露していないというマニアックなネタを熱く語り始めた竹内に、じろうも「そのネタ知ってる人、本当にいないですよ」「僕より僕の動画見てる可能性ありますね」と驚くばかり。

レアなテレビ出演で明らかになった竹内の意外すぎる一面。見ていたファンはSNSで「シソンヌ大好きなまりやさんに親近感」「じろうさんに会って大興奮の竹内まりやさん、可愛すぎた」「まりやさん、自然体で本当に素敵な方」といった好感の声を続々と寄せた。

竹内まりやは来年、自身11年ぶりとなるアリーナツアー「souvenir 2025 mariya takeuchi live」を開催することが決定。「私にとってライブは歌を届けたい場所でもあり、いつも私の音楽を聴いてくださっている方々に直接お会いして、お礼を伝える場所でもあるんです。『いつもありがとう』という思いで精いっぱい歌わなきゃ、と思っています」と意気込みを語った。

(MBSテレビ「日曜日の初耳学」2024年11月3日放送より 無料見逃し配信はTVer 12月1日まで https://tver.jp/series/srmppgpr22)

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