日本酒や焼酎などの「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に登録される見通しとなりました。
岩手県内の酒造関係者も「日本酒が世界に認められるいい機会になってほしい」と期待を寄せています。
日本の「伝統的酒造り」は杜氏や蔵人などがこうじ菌を使い気候風土に合わせて経験に基づき築き上げ、日本酒や焼酎・泡盛などの製造に受け継がれてきた伝統的な技術です。
ユネスコの評価機関はこの「伝統的酒造り」を無形文化遺産に登録するよう勧告しました。
12月パラグアイで開かれるユネスコ政府間委員会で正式に登録される見通しです。
日本の無形文化遺産はこれまで北上市と奥州市の「鬼剣舞」を含む「風流踊」などが登録されていて「伝統的酒造り」が登録されれば23件目です。
県内では日本三大杜氏の一つに数えられる南部杜氏などがその技術の担い手とされています。
無形文化遺産への登録勧告を受け南部杜氏協会の梅澤努会長は「日本酒文化が世界に認められるいい機会になってもらいたい」とコメントしています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。