落語界の未来を担う若手たちが話芸を競う2024年度「公推協杯 全国若手落語家選手権」(共同通信社主催)の第1回予選が東京都渋谷区であり、観客と審査員による投票の結果、古典「松曳き」を披露した柳家小ふねさんが第1位に決まった。
尊敬する柳家小三治さん(21年死去)の羽織を借りて臨んだという小ふねさんは、お互いにそそっかしい殿様と家臣のおかしなやりとりを快演した。来年2月の本選に向け「初心を忘れず、自分の武器を磨きたい」と意気込んだ。
同選手権は、入門15年以下で、真打ちと前座の間の「二つ目」クラスの落語家が参加できる。計4回の予選を開き、各回の1位4人が本選で大賞を争う。(共同通信)
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