いまから約90年前、パリから東京への単独飛行中に脊振山に墜落したフランスの飛行機を復元し、改めて東京までの飛行を実現させようとプロジェクトのメンバーが19日事業の進捗を報告しました。
この事業は今から約90年前、パリから東京への単独飛行に挑んだフランスのパイロットアンドレ・ジャピーが脊振山に墜落し、地元住民の手厚い看病を受けたことをきっかけに進められています。
アンドレの子孫にあたるニコラ・ジャピーさんを中心とした実行委員会のメンバーが事故から90年の節目となる2026年に実現できなかった佐賀から東京までの残りの飛行実現を目指しています。
19日開かれた会見では事業の進捗状況が報告され、飛行機に載せるエンジンはすでに完成し、別の飛行機での試験飛行でも問題なかったということです。
また来年の夏前にはフランス国内で飛行許可が出る見込みです。
【ニコラ・ジャピーさん】
「2026年の目標は変わっていない。ぜひこの年に飛ばしたい。しかし必ずできるものとは約束できない。機体を持ってくる手段や日本の飛行許可が本当に得られるかいつになるか未確定の部分が残っている。だけど2026年には飛ぶと信じている」
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