冬の足音とともに年末も近づいています。お歳暮のシーズンを迎え、松江市に特設のギフトセンターが営業を始めました。1月に一畑百貨店が閉店したあとの県産品の販路確保を目指します。

島根県で水揚げされたのどぐろやカレイの干物に、県外でも人気のある地酒の詰め合わせ、松江市のくにびきメッセに20日から開設された「お歳暮ギフトセンター」です。

櫃田優果記者:
特設会場には、県内のギフトおよそ200品が販売されています。

シジミなどの加工品や年越しに欠かせない「そば」など、島根県内のおよそ100社の自慢のお歳暮ギフトが並びます。このギフトセンターは、島根県物産協会が例年、松江城近くの「物産観光館」に開設していましたが、2024年は改修工事のため、くにびきメッセに会場を移しました。今回は、1月に一畑百貨店が閉店したあと初めてのお歳暮商戦。閉店で販路を失った取引先の支援にもつなげます。

島根物産協会企画開発課・戸谷秀基課長:
去年たくさん売上を上げておられる企業さんは、そこが一切なくなったわけなので、手前どもも少しお力になれればと思っています。

一畑の閉店後、鳥取県内のデパートの攻勢も強まるなか、ギフトセンターはインターネットやカタログでの注文にも対応、県内の消費者の需要のつなぎ止めも図ります。このギフトセンターは12月22日まで休まず営業します

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