1枚の紙を切り、立体的な造形を表現する立体切り絵の作家が松江市で個展を開くことになり、上定市長に開催を報告しました。
松江市役所を訪れたのは、松江市出身の立体切り絵作家・SouMaさんです。作品を手に、上定市長に個展の開催を報告しました。
立体切り絵作家・SouMaさん:
「薫風(くんぷう)というタイトルなんですけど、これから新しく吹く風とか、芽吹きとか、リボーンっていうんですかね、再生とか、そんな希望のある作品でもあるのかな」
SouMaさんが作り出すのは…。
1枚の紙をカッターで切り、立体的に表現する立体切り絵。
繊細で緻密なアートです。
SouMaさんの作品に下絵や設計図はなく、頼るのはあくまでも感性。
1枚の紙にデザインナイフで切り込みを入れていくと…10分ほどで鳥の羽根が出来上がりました。1枚の紙が魔法をかけられたかのように、唯一無二の立体的なアートに変化します。
12月7日から始まる個展では、これまで手がけた作品を中心に、未発表の新作など50点あまりが展示されるということです。
立体切り絵作家・SouMaさん:
「けっこう地元を意識した作品を多く展示する予定なので、見ている方が、これはあそこのこういう景色かなとか情景が思い浮かぶような、そういう展覧会になってほしい」
息をのむ繊細な美しさ…SouMaさんの作品展は12月7日から2025年1月13日まで、松江市のカラコロ工房地下ギャラリーで開かれます。
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