長崎市の桜町小学校では、子供たちが諏訪神社の秋の大祭「長崎くんち」の奉納踊を披露する「桜っ子くんち」が開かれました。
「わっしょいわっしょい!」と、4年生のみこしが「桜っ子くんち」の始まりを告げます。
長崎の伝統行事を学んでもらおうと、長崎市の桜町小学校で23年前から続く「桜っ子くんち」です。
24日は、およそ460人の児童が学年ごとに練習の成果を披露しました。
3年生の演目は、魚の町の川船です。
見せ場の一つは網打ちで、児童が鯉を捕らえると歓声が上がりました。
5年生は五嶋町の龍踊です。
50キロほどある龍を楽隊の演奏に合わせてまるで生きているかのように操りました。
児童たちはくんちの出演者から直接、指導を受けおよそ1か月半の練習を重ねました。
一つ一つの演技には、感謝の思いも込められています。
演技を披露した5年生
「沢山の声援があるから頑張れた」
「全体的にもよかったと思うし、自分ができることを100%以上やれてよかった」
6年生は椛島町の太鼓山で有終の美を飾りました。
演技を披露した6年生
「最高でした!」
児童や保護者から「もってこい」の掛け声が絶えず、大いに盛り上がった一日となりました。
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