大相撲九州場所で24日、鳥取県倉吉市に縁の深い大関・琴桜が初優勝を果たしました。倉吉市では、千秋楽の大一番に地元の人たちが声援を送り、喜びを分かち合いました。

大関・琴桜:
賜杯(しはい)を頂いた時も本当に嬉しかったですし、あの瞬間を何度も小さい頃から見てきて、こうなりたいなと思ってやってきたので、良かったなと思える瞬間ではあったかなと思います。

初優勝を決めた千秋楽から一夜明けた25日朝、会見に臨んだ大関・琴桜。大相撲九州場所で悲願の賜杯を手にした感想を語りました。

24日は、琴桜の祖父で先代の元横綱・琴桜の故郷である鳥取県倉吉市で、地元後援会のメンバーや市民などが大一番に声援を送りました。そして優勝が決まった瞬間は大歓声があがり、悲願が叶った喜びを分かち合いました。
2024年は初の年間最多勝も達成した琴桜。2025年1月の初場所で、横綱昇進に挑みます。

大関・琴桜:
もうやるしかないですから。先代が夢に出てきて怒られないように、『そんなんじゃ上がれないぞ』って言われないように気を付けます。

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