石州和紙の産地、島根県浜田市三隅町で2025年春に卒業を控えた小学6年生が、卒業証書に使う和紙作りに挑戦しました。

紙すきを体験をしたのは、浜田市の原井小学校の6年生36人です。浜田市三隅町の石州和紙会館で、2025年春、卒業証書に使う和紙づくりに挑戦しました。浜田市では、子どもたちに、ふるさとに継承されている伝統工芸・石州和紙について理解を深めてもらおうと毎年、小学6年生が卒業証書に使う紙をすく体験しています。

この日は、和紙作りの職人、西田誠吉さんが和紙の原料として「こうぞ」の木の皮を使うことや、和紙ができ上がるまでの工程について説明しました。そして、西田さんから手ほどきを受けながら、子どもたちが均等な厚みになるよう気をつけながら、紙をすいて行きました。

児童:
自分のすいた紙が卒業証書になるので、楽しみです。

子どもたちがすいた和紙は天日干しされたあと、裁断され、卒業証書として2025年3月18日の卒業式で1人1人に手渡されるということです。

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