赤ちゃんの健やかな成長を願う「ふくい泣き相撲」が福井市内の神社で開かれました。
田辺真南葉アナウンサー:
「ゴールデンウイークにふさわしい晴れ晴れとした天気。こちらの境内では赤ちゃんの大きな泣き声が響いています」
福井市の県護国神社で開かれたゴールデンウイーク恒例の「ふくい泣き相撲」は2024年で15回目を迎えました。参加したのは生後約半年から1歳半までの300人の赤ちゃんです。福井市出身の力士、北乃庄らが半被(はっぴ)と鉢巻(はちまき)姿の赤ちゃんを抱っこし、行司の掛け声に合わせて泣かせようと顔を近づけたり声で驚ろかせたりしました。
勝負の鍵を握るのは泣き声の大きさやインパクト。取り組みごとに、会場からは笑い声や拍手が上がっていました。
参加した親:
「縁起がいいと聞いて、しっかり泣いてくれて思い出になった。普段はあまり泣かないので良く泣いてびっくりしました」
「泣かなかった。全く泣かなかった。」
「じいちゃんが渡した方が泣くかなと思いう作戦。無事に泣きました」
「途中でかわいそうになったんですけど頑張りました」
「元気に育ってもらえればと思う」
県護国神社・宮川貴文宮司:
「赤ちゃんは大泣きして大変だけど、その代わり家族が笑顔になっていく。力士からお母さんの胸に帰る時に安心した顔になって、また新たな愛情が生まれている。これから100回、200回と福井を代表するような行事になってほしい」
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