2022年10月に横浜市西区で車にはねられて亡くなったザ・ドリフターズの仲本工事さんの内縁の妻の女性(56)が30日、うその記事で名誉を傷つけられたとして、週刊新潮と女性自身、週刊女性を発行する発行元3社に対し、名誉毀損(きそん)などの疑いで神奈川県警に告訴状を提出した。受理されたという。
各誌は「モンスター妻」「鬼妻」などの見出しで記事を掲載。事故後、仲本さんの病室に見舞いに来た加藤茶さんに、女性が大声で叱責(しっせき)されたと報じた。
女性は告訴状提出後、報道陣の取材に「怒鳴られておらず、記事は悪質。真実でないことを報じられ、悪い印象がつき、(自身の)歌手の営業の仕事も断られた。しっかり調べてもらいたい」と話した。女性はすでに、3社に損害賠償を求める裁判を起こしている。
3社のうち2社は「(告訴状提出の)連絡が入っておらず回答を控える」などとコメントした。(村上潤治)
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