2008年に史上最年少の演歌歌手として芸能界デビューした、さくらまやさん。
華々しいデビューから16年。
25歳となった彼女は今年、日本大学の大学院に入学。「歌手」と「大学院生」という、二刀流の生活をスタートさせました。
芸能活動を続けながら、なぜ大学院生となることを決意したのか?
茨城県の豪邸で8匹の犬たちに囲まれて生活するさくらさんに、その真意を尋ねました。
●2020年に事務所から独立した経緯は?ー
コロナの影響で事務所が「これ以上やっていけない」ということになって、私がちょうどその時、大学の3年生か4年生だったんですね。それでそのまま(芸能界を引退して)就職しちゃおうかなと思ったんですが、いろんな方に「『さくらまや』という名前を続けないのはもったいない」と言われて、「もうちょっとやってみようかな」と思って独立を決意しました。
在学中だったので、先生方はビックリしていました。ただ“事務所を背負う”という事がなくなったので、伸び伸び出来ているかもしれないです。プレッシャーみたいなものは少なくなったかも。
●新事務所の設立で苦労したことは?ー
会社を設立するのが大変でしたね。「どういう資料を集めて」とかも、自分一人でやったので、「けっこう難しいな」と思うことはありましたけど。今は落ち着いてきたから「大学院」に目を向けられるようになりました。
●「大学」では何を学んだ?ー
大学に入った時は法学部に入っていました。しかも法学部の政治経済学科なので、経済と法律を両方学んでいました。
(理系のクラスに在籍していたので)もともと理科で受けるつもりだったんです。でも法律を学んでおいた方がこれからの自分のためになるんじゃないかと思って、急きょ法律の方に変更して。
(理系から文系に変更したので)受験は大変でした。
ただ、書類を見る時とかにも役に立ちますし、法学は学んでおいて良かったなと思っています。
●会社を設立するのに法学部で学んだことが役に立った?ー
もちろん。例えば、会社を作るための申請書類とかも、自分で作ってから、専門の方に見てもらって、直しをしていただく事がけっこうありましたし、契約書類とかも、今も自分で作って、あとは確認だけしていただくのが多いので。
もちろん完全に法律を学びきったわけではないので、不十分なところもあるとは思うんですけど、役には立っています。
その方が自分の重要視している所が伝わるかなと思いまして。なので、「生きていく上で必要な学問」だったのかなと。「私は良い選択をしたのかも知れない」と思っています。
●大学院では、なぜ人間科学専攻 教育学コースを選んだ?ー
教育方面がすごく気になるなと。私が小・中・高・大と学校を楽しく過ごしていたので、「勉強が嫌いな子たちに楽しく学んでもらうにはどうしたらいいんだろう」という研究もしてみたいなと思って、教育の方に。
大きい部類で言うと“人間科学”という、“教育”であったり“心理学”であったり“哲学”であったり“スポーツ科学”など、いろんなものを総称しての“人間科学”。
“教育”の分野でも“心理学”に通じている部分もありますし、“哲学”と通じている部分や“ジェンダー問題”とか。それを広く学べるのかなと思っています。
●友だちは出来そう?ー
大学院ってストレートで行った方は、私は3年仕事をしていてブランクがあるので、私より若い方も、もちろんいますし。私よりずっと年上の、いろんな世代の方やいろんな職業の方がいるんです。
自分の人生の幅、友人の幅だったり、いろんな出来事や物事を知るチャンスだなと思っていますので、積極的に友だちを作りたいと思っています。
●ボーイフレンドは?ー
これが家族も心配しているんですよね(笑)。本当に恋愛をしない人間で、全然そういう気持ちにならないので。
大学でも自分で学費を出して行っていたので、恋人を作る気持ちに全然なれなかったんですね。「勉強をしに行く」という感じで。だから大学院でも難しいんじゃないかと思います。
●好みの男性のタイプは?ー
それが分かっていたら恋愛しているんじゃないですか?(好みが)無いのかな?
好みのタイプ以前の問題で、そこまで恋愛をしたいと思わないです。だからまずは「恋愛をする気持ちになるのは、いつなのかしら?」と考えています。したくないわけではないんですけどね。
ただ今年で26歳になっちゃうので、家族がとても心配しているので、そろそろ頑張らないとなという感じです。
●今後はどんな“さくらまや”になりたい?ー
もちろん歌は続けたい。
ただ、もう1つの道として、例えば人に何かを教えるようなことをしたり、論文を研究していくのが楽しいのならば、研究を続ける職業もいいなと。
本当に「いろんな道が大学院を卒業したらあるだろうな」と思うので、いろんな方と相談させていただきつつ、決めたいと思います。
●今後の芸能活動は?ー
学費を払わないといけないですからね(笑)。
しかもワンちゃんが8匹いるんですよ。食費もかかりますし。なので芸能活動はもちろん頑張っていきますし、お世話になった方とか、「さくらまや」を、ずっと応援してきてくださった方がいるので、「歌える限りは続けていきたい」と思っています。ただ「自分のやりたいこと」も続けながら、両方を両立で頑張れたらいいなと思っています。
【担当:芸能情報ステーション】
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