県教育委員会は、江戸時代に描かれた高浜の武士の肖像画や、福井市や鯖江市の寺など新たに9件を県指定文化財へ指定すると発表しました。
今回指定されたのは建造物や絵画、古文書など合わせて9件です。
このうち高浜町が所有する肖像画は江戸時代のもので、30以上の戦を経験し、豊臣秀吉や徳川家康にも武功を認められた高浜生まれの武士・沢村吉重を描いたものです。
島原の乱に臨んだ時の肖像画とされていて、武士が出陣するのを描いたものは例がなく、貴重ということです。
このほか、福井市の専照寺や鯖江市の誠照寺の御影堂などが選ばれました。
県指定の文化財は今回で432件となります。
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