300年以上の歴史がある八郎潟町の伝統行事「願人踊」が5日、行われた。
八郎潟町の「願人踊」は、色鮮やかな衣装をまとった踊り手が町内の家々を回り、五穀豊穣などを祈願する伝統行事。
JR八郎潟駅前では観光客向けの公演が行われ、早いリズムに合わせ踊り手が手足を軽快に動かす「一直踊り」が披露されると、観衆から大きな拍手が送られた。
大館から来た観客は「素晴らしい。本物を見られて驚いた」と興奮していた。また、神戸から帰省していた観客は「小さい頃からずっと見ていたので懐かしかった。同級生が今も踊っていて、楽しませてもらった」と喜んでいた。
児童による「子ども願人踊り」では2023年より参加人数が増えたことで、5年ぶりに寸劇が復活した。白塗り姿の山賊「定九郎」と爺ちゃ「与市兵衛」による、コミカルな劇が披露され町内は活気に包まれていた。
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