8日から第82期名人戦七番勝負(毎日新聞社、朝日新聞社主催)の第3局が、羽田空港第1ターミナル(東京都大田区)で始まった。初めての空港対局となったが、対局者に提供された昼食やおやつも、空港内の名店から選ばれた。日本を代表する空の玄関口で、ファンも「勝負メシ」を楽しむことができる。
藤井聡太名人(21)の選んだ「黒毛和牛ハンバーグとアンガスステーキのコンビ」は第2ターミナルの洋食店「エアポートグリル&バール」の一品。調理を担当した豊田和人さんは「ハンバーグには、9ミリにひいた肉使っているので肉の食感を楽しめる」と説明。店舗では3種類のソースを提供しているが、今回は王道のデミグラスソースを選んだ。店舗ではサラダ、ドリンク付きで4080円で食べることができる。
豊島将之九段(34)の選択した「握り寿司盛り合わせと温かいそば」は第1ターミナルの和食店「京ぜん」が担当。同店の名物、栃木産のしいたけを使った握りや江戸前あなごなど8貫と鉄火巻きのセットに、温かいミニそばを付けた。担当した菊池秀幸さんは「羽田の名物を食べて午後の活力にしてほしい」と話した。すしのセットは3300円、ミニそばは380円で提供しているという。(デジタル編成グループ)
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