北海道紋別市のホテルオホーツクパレスで27、28日に予定されている将棋の第82期名人戦第5局(毎日新聞社、朝日新聞社主催)で提供される「勝負めし」のお披露目会が15日、同ホテルで開かれた。本番では、スイーツや軽食を含め、地元色豊かな37品が用意される。
藤井聡太名人に豊島将之九段が挑む名人戦は現在、3勝の藤井名人が防衛に王手をかけている。対局は紋別市が市制施行70周年を記念して誘致した。
紋別市の対局では「勝負めし」に12品、午前、午後にある「勝負スイーツ」は20品、午後5時の休憩の軽食に5品の計37品の応募があった。
「勝負師のホタテカレー麻婆(マーボー)豆腐丼」はカレー味の麻婆豆腐にホタテフライを添えた。レストランKADOの村上俊社長(45)は「応募が新メニュー開発のきっかけになった。せっかくの機会なので味わってもらいたい」。スイーツで「アザラシのお昼寝シフォン」を考案したホテルオホーツクパレスのレストランのパティシエ、阿墨美有紀さん(42)は「米粉のケーキにごま風味のゴマフアザラシのクッキーを添え、皿もオホーツク海をイメージ。気づいてもらえたらうれしい」と話す。
今回のメニューは2025年3月まで、提案した各店で提供される。【本多竹志】
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。