昨年放送されたテレビドラマ「VIVANT」で、注目を浴びた俳優の富栄ドラムさん初舞台作品となる、舞台『ルール~「十五少年漂流記」より~』のゲネプロ取材会が16日行われ、主演の荒井敦史さん、共演の嘉島陸さん、駒田一さんらと共に登場しました。

舞台『ルール~「十五少年漂流記」より~』ゲネプロ取材会




本作は、ジュール・ヴェルヌの「十五少年漂流記」を基に、極限状態に置かれた学生たちが、自主的にルールを定め生き抜く姿を描いています。

富栄ドラムさん




初舞台を前にドラムさんは、“本番に向けて1日1日を大事に稽古してきたので、最初に比べたら大きく成長できたなと思います。監督が言ってくれたみたいに、沢山発見を見つけて、さらにプラスを乗せていけるように頑張りたい”と言いつつ、“喋っているところを初めてみる方もいるので、これからの役者人生をかけて頑張りたい”と熱く意気込みを語りました。

富栄ドラムさん




ドラムさんは、稽古を振り返って、“気づいたのは、「腹から声を出すとこんなに変わるんだな」っていうのと、気づいたら、「冨田龍太郎(ドラムさんの本名)になっているのでモコ(ドラムさんが演じる役)にならないといけない」と思いました”としみじみ。

富栄ドラムさん




続けて、“「セリフをこういう言い方にしよう」ではなく、僕は「この表情のモコにしたいからこういう喋り方にしよう」と考えていました。セリフが入ると「どれだけ感情を乗せられるのか」を、毎日気付きながらやっていって、最初は「100点中2点」だったのが、「50点以上」取れるようになって。ゲネプロは「80点以上」はあるかなと思います。映像を見返したら「60点」になっちゃうかもだけど”と、笑顔を見せました。

富栄ドラムさん




また、元力士のドラムさんは、“相撲と同じで、相撲って一日一日を取っていって、最終的に勝ち越しになるけど、途中感情がこもらなくても、最後まで続けることで総合評価になる。「あれ?」って思うところが出ても、意外と悪くなかったりもするので、最後まであきらめずに通すというのが大事だということに気づきました”と相撲と舞台の共通点を独自に分析しました。

富栄ドラムさん




最後に作品にちなんで「マイルール」について聞かれると、“年下でも年上でも初対面は必ず敬語。保育園の子とか敬語使っちゃう”と語り、食事についても、“麺類は伸びないうちに食べる。時間との勝負なので”と笑いを誘いました。

【担当:芸能情報ステーション】

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