庄内三大まつりのひとつ「鶴岡天神祭」が始まり、25日のパレードで披露される大絵馬の「絵板」が神社に奉納された。一方、ブルーインパルスが25日の展示飛行を前に予定していた練習飛行は、悪天候で中止された。

24日から3日間にわたる「鶴岡天神祭」は、菅原道真公をまつる鶴岡天満宮の例祭として行われる庄内三大まつりのひとつ。

2007年から本祭りのパレードで「大絵馬」が披露されていて、24日朝、大絵馬に取り付ける9枚の絵板が神社に奉納され、神事が行われた。
絵板は、市内の商店街や高校などがそれぞれ製作したもので、干支の辰に加え、全線開通から100周年を迎える羽越線をデザインしたものもあった。

(鶴岡天神祭大絵馬パレード部会・神林守さん)
「今年はコロナ明けで久しぶりに“化けもの”によるふるまい酒が復活する。土日開催ということもあり、非常に盛り上がるのではと期待している」

また、25日の本祭では午前11時から航空自衛隊・松島基地の「ブルーインパルス」が鶴岡市の上空を中心に展示飛行を披露する。

それに先立ち、24日午後から予行演習にあたる「練習飛行」が行われる予定だったが、雨による悪天候のため中止となった。
市内の商業施設の屋上には、練習の様子を一目見ようと多くの市民が集まったが、楽しみは25日の本番にお預けとなった。

鶴岡天神祭は24日夜が「宵祭」で、呼び物のパレードは25日午後2時からJR鶴岡駅前や市役所周辺で行われる。

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