藤井聡太名人(21)に豊島将之九段(34)が挑戦する第82期名人戦七番勝負(毎日新聞社、朝日新聞社主催)の第5局が26日午前9時、北海道紋別市のホテルオホーツクパレスで始まった。先手番の藤井名人の初手2六歩から2日間の戦いの幕が開いた。
第1局から藤井名人が3連勝して王手をかけ、豊島九段が第4局を制してカド番を一つしのいだ。藤井名人が4勝目を挙げて初防衛を果たすか、豊島九段が更に差を詰めて流れを引き寄せるかの一局。
持ち時間は各9時間。午後6時半に指し掛けとなり、27日に指し継がれる。立会は屋敷伸之九段、解説は広瀬章人九段、記録係は入馬尚輝三段と広森航汰三段が務める。【丸山進、新土居仁昌】
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