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<ヘンリー王子がカミラ王妃を「悪役」であると話す一方で、カミラ王妃は義理の息子たちとの関係については公に語っていない。しかし、メーガン妃との結婚式については言及したことがある>
カミラ王妃とチャールズ国王と2人の息子との関係はつねに人々の関心の的となってきた。
実際には義理の息子たちはカミラ王妃に敬意をもって距離をほどよく保っているように見えるが、ヘンリー王子と継母であるカミラ王妃との関係は、回顧録『スペア』の中から垣間見ることができる。
ヘンリー王子は父の再婚相手であるカミラ王妃を「もう一人の女性」と呼び、「悪役」であり常に「(カミラ王妃が)自分のイメージを回復する必要がある」とジャーナリストのアンダーソン・クーパーに語っている。
また、他方でカミラ王妃の親しい友人がヘンリー王子が「彼女を悩ませ、傷つけている」とイギリスの新聞に語ったことがあるが、当のカミラ王妃自身はヘンリー王子については公に語ったことはない。
しかし、メーガン妃との結婚式については珍しく語っている。王妃は何を話したのか?
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「非常に感動的」
2018年11月、BBCはチャールズ皇太子(当時)の70歳の誕生日を祝うドキュメンタリー『王子、息子、そして後継者として──70歳のチャールズ(Prince, Son and Heir: Charles at 70)』を放送し、カミラ夫人(当時)と2人の息子たちの独占インタビューを特集した。
その際、カミラ夫人は同年5月に行われたヘンリー王子とメーガン妃のロイヤルウェディングについて語っている。
セントジョージ礼拝堂の祭壇までメーガン妃がバージンロードを歩く際にチャールズ皇太子(当時)がエスコートしたことに「ありがとう、パパ」とヘンリー王子が伝えた瞬間の映像を振り返り、次のように述べている。
「非常に感動的だと思いました。私が座っていた場所からは、彼が何を言ったかは聞こえませんでしたが、その後、テレビでその場面を見て、とても素晴らしいと思いました」
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「多くの人々を感動させた」
また、式の間にチャールズ皇太子がメーガン妃の母ドリア・ラグランドさんに手を差し伸べた瞬間についても次のようにコメントしている。
「私の夫が花嫁の母親の手をとってエスコートした姿に、多くの方々が感動されたのではないでしょうか。彼がどれほど親切な人であるかはあまり知られていないのですが、いつも人々が知らない舞台裏で彼が行っていることです」
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「すべてがうまくいった」
ドキュメンタリー番組に出演する前に、番組制作チームと面会した際にも結婚式について次のように言及している。
「それはとても素晴らしい日でした。(略)すべてがうまくいきました。私たちは次に何が起こるのかを皆で心配していたのですが、すべてがうまくいきました」
そして次のように付け加えている。
「落ち込むよりも、何か心温まることがあるということは素晴らしいことです。すべてが完璧でした。天候もこれ以上ないほど良く、美しい日でした」
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