立憲民主党の蓮舫参議院議員が、7月に行われる東京都知事選挙に立候補する意向を表明した。
蓮舫議員は27日午後に記者会見を開き「国民の声は、はっきりしています。裏金議員、政治とカネの自民党、この自民党政治の延命に手を貸す小池都政をリセットしてほしい。その先頭に立つのがわたしの使命だと感じています」と述べた。
蓮舫氏は、小池都知事が掲げた「満員電車ゼロ」などの公約が実現できていないことや、2月に行われた都庁のプロジェクションマッピングを批判。「予算を見直して、格差で光が当たらない、困っている人たちに政策を届けたい」などと意気込みを語るとともに、「幅広い支援をいただくべく、反自民政治、非小池都政、オール東京の皆さんに支援していただいて臨んでいきたい」と述べた。
蓮舫氏は無所属で立候補するとしていて、共産党の小池書記局長は記者会見で、蓮舫氏を支援する方針を表明した。
都知事選をめぐっては、現職の小池知事が早ければ29日にも出馬を表明する見通しで、これまでに広島・安芸高田市の石丸市長など20人以上が立候補の意向を表明している。
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