球磨川の支流・川辺川に建設予定の流水型ダムについて4月、受け入れを表明した
五木村が熊本県に要望書を提出しました。五木村の木下村長が熊本県庁を訪れ、木村知事に振興策の早期具体化や財源の確保などを求めました。
熊本県庁を訪れたのは五木村の木下 丈二村長や村議会の議員です。
木下村長は4月21日に村民集会を開き、球磨川の支流・川辺川に計画されている
流水型ダムについて受け入れを表明。
27日、木村知事に五木村の振興に向けた要望書を提出しました。
木下村長は、これまで五木村が50年以上にわたりダムに翻弄されてきた歴史に触れ、「新たな村づくりに期待の声がある一方、不安を感じている村民も少なくない」と説明。
「国と県のこれまで以上の支援が必要で、一日も早く目に見える形で示してほしい」
と要望しました。
要望書では、道路やトンネル整備などの五木村振興策の早期具体化や、村づくりに必要な平地の整備などの財源の確保を求めています。
木村知事は、「村民の不安を少しでも軽減し、一日でも早く実現するために要望書をしっかりと受け止める」と話し、竹内・亀崎両副知事が具体策について説明しました。
【五木村 木下 丈二村長】
「知事を含め両副知事に具体的な話やスケジュール感を説明してもらい、非常にありがたい」
木下村長たちは国交省や財務省にも要望書の提出を行いました。
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