シーガイアを運営するフェニックスリゾートの決算です。昨年度は新型コロナの5類移行に伴って団体宿泊客が増加し、増収増益となりました。開業以来初めての2期連続の黒字です。

昨年度のフェニックスリゾートの売り上げは、前の年度より6億3700万円増加し、115億6300万円となりました。経常利益は300万円増え7100万円となりました。

G7宮崎農業大臣会合や宮崎県人会世界大会などが開催され、団体宿泊客が増加したためです。1994年の開業以来、初めて2期連続での黒字決算となりました。

フェニックスリゾートの片桐孝一社長は、「事業再生が完了した前年度に続き、成長軌道に乗り始めた1年だった」と振り返りました。

(フェニックスリゾート 片桐孝一社長)
「先代の方々が築き上げてきたフェニックスリゾートという財産に、現メンバーが体験価値を創造しお客様にお届けし続けることによって、ファンが増えてきた。その結果が2期連続の黒字化につながった。」

また、フェニックスリゾートの株式が譲渡されたことに伴い、31日付けで譲渡先のフォートレス・インベストメント・グループ・ジャパンの山本俊祐氏が社長に就任し、これまで社長を務めてきた片桐孝一氏は副社長に就任する新しい経営体制が発表されました。

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