武雄市議会の6月定例議会が31日開会しライドシェアの実証運行の事業費などを盛り込んだ約9億8100万円余りの補正予算案のほか、再来年春の開学を目指している武雄アジア大学への補助費用などの議案が提案されました。

31日開会した定例議会には、タクシー不足など解消のため一般人が自家用車で旅客を運ぶライドシェアの実証運行の事業費2453万円を含む、9億8100万円の一般会計補正予算案など8つの議案が提案されました。
また、旭学園と武雄市が再来年春の開学を目指している武雄アジア大学の施設整備などの補助費用として、約19億5000万円を将来的な支出として決めておく「債務負担行為」として盛り込んでいます。

【武雄市 小松政市長】
「補助費用は市財政への影響や大学開学が市にもたらす効果を踏まえ、公益性を十分考慮して設定した。地域や市民一人一人の元気につながるものと確信している」

市によりますと、武雄アジア大学の補助費用のうち約6億5000万円は、県が市に補助する方向で調整しているということです。

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