政治資金規正法の改正をめぐり、立憲民主党の泉代表は6月1日、広島市で自民党が公明党、日本維新の会に示し賛成をとりつけた自民修正案に対し、反対する姿勢を示した。

立憲民主党 泉代表は、「今の(自民)修正案では不十分ですね、政治改革としては合格点は出せません。ですから我々は反対です」と述べた。

泉代表は、反対理由として「野党が一致して求めている企業団体献金の廃止が盛り込まれていない」と述べたほか、政党が議員に渡し、使い道を公開する義務がない政策活動費についても「廃止、あるいは全面公開に至っていない、ゼロ回答だ」と批判した。

また、国民民主党の玉木代表は長崎市の演説で、自民党案について「中身は全く不十分だ」として、政策活動費について「使い道が明らかになるめどがない」と述べた。

一方、自民党の茂木幹事長は「実効性の高い最終の修正案だ」として、早期の国会成立を図る立場を示した。

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