2024年5月に静岡県知事に就任した鈴木康友 知事は、6月4日午後に国土交通省を訪れ、リニア中央新幹線をめぐる問題に関連して斉藤鉄夫 国交相に今後もJRに対する指導を継続してもらえるよう要望しました
6月4日午後3時。
国土交通省の大臣室で斉藤鉄夫 国交相と面会した鈴木康友 知事は、静岡県のインフラ整備に対するお礼を述べると、さっそくリニア中央新幹線の話題を切り出します。
静岡県・鈴木康友 知事:
(リニア中央新幹線の)必要性については私もしっかり理解しているつもり。一方で、静岡県の場合は水の問題と環境の問題を両立させなければいけないので、是非そうしたところについては今後も国の方から(JR東海に)ご指導いただければ
斉藤鉄夫 国交相:
私も大臣になって2年半経ちますが、静岡県知事にこの部屋に来ていただくのは初めてです。本当にうれしく思っています。今後、鈴木知事にはリニア中央新幹線の推進について、国土交通省としてもお願いをさせていただきたい。ご協力をお願いさせていただきたいと思っているので、よろしくお願いします
このあと非公開となった面会では、リニアに関する具体的な内容に話が及ぶことはなかったということですが、衆議院議員時代から斉藤国交相と面識があるという鈴木知事は「今後も必要に応じて大臣とのコミュニケーションを図りたい」と話しています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。