航空自衛隊トップの内倉航空幕僚長は6日の記者会見で、高級幹部への“登竜門”といえる試験で「問題の管理が適切に行われていなかった」として、再試験を実施することを明らかにした。

再試験をすることになったのは、空自で将来的に上級指揮官や幕僚として、必要な資質の向上などを目的とする課程を履修するための選抜試験である「航空自衛隊幹部学校 指揮幕僚課程学生等 選抜試験」。

内倉空幕長は、3月に実施された一次試験について、「試験問題の健全性が損なわれる状況が判明した」と述べ、6月25日から再試験を行う予定だと明らかにした。

内倉空幕長は「試験問題の管理が一部、適切に行われていなかったため、本来、閲覧すべきでない隊員がそれを見た可能性がある」と説明した。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。