専門学校の履修制度を単位制に移行し、大学に編入しやすくするための改正学校教育法が7日、参院本会議で可決、成立した。リスキリング(学び直し)を重視する政策の一環で、専門学校生が卒業、就職後に他分野の技能や知識を習得するために大学編入するのを促す。施行は2026年4月。
文部科学省によると、専門学校は職業技能の育成が主目的。授業は1こま50分で、年間800こまの履修が目安となり、2~3年で卒業するケースが多い。
新制度では、大学編入時の手続きがスムーズになると想定され、政府は医療や福祉、工業分野の人材育成を円滑化したい考えだ。(共同)
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