国会は参院の政治改革特別委員会で、自民党派閥裏金事件を受けた政治資金規正法改正案の審議が10日から本格化する。衆院特別委の審議は約13時間にとどまった。参院も同程度とみられ、自民は参院本会議での可決、成立を19日前後と見込む。立憲民主党は参院審議を通じて修正を迫る構えを見せており、23日の国会会期末をにらんだ攻防が予想される。  自民の改正案の衆院通過は自民の想定より2日遅れた。参院の特別委は10日午前に質疑を実施。共産党、国民民主党がそれぞれ参院に提出した法案も並行審議する。10日午後開く岸田文雄首相出席の参院決算委員会でも裏金事件が取り上げられる。


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