政府関係者によりますと、岸田総理は13日からイタリア・プーリア州で行われるG7=主要7カ国の首脳会議にゲストで参加する予定のゼレンスキー大統領と個別に会談する方向で調整しています。
対面での会談は去年5月の「広島サミット」以来、およそ1年ぶりです。
G7の首脳は去年7月、ウクライナへの長期的な安全保障協力を約束していて、具体的な支援内容について各国がそれぞれ協議することになっています。
日本政府としては、憲法上の制約を踏まえて共同文書に殺傷性のない装備や物資の提供に加え、情報収集や分析などインテリジェンス分野での連携を打ち出す方針です。
また、財政支援の継続や発電機の供与といったエネルギー面での支援強化も盛り込む見通しです。
長期的な支援を約束するため、文書の有効期限は「10年間」とする方向で調整していて、合意すれば両首脳が署名を行う方針です。
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