岸田文雄首相(発言録)
我が党は、旧来言われていた派閥ではなく、真の政策集団を基軸とする新たな自民党を再生していかなければならない。物事の本質とは何か。原敬元総理は、いわゆる世論(せろん)と輿論(よろん)をはっきり別物として捉えていた。輿論とは政治にとって背いてはならないもの。信念を持って、ぶれずに、輿論を重視した政治を日本の未来のためにも、そして国民のためにも進めていかなければならない。日本の未来に責任を持つ覚悟を持って政治を進めた原敬元総理の姿勢こそ、令和の政治家にとって学ぶべきものである。
今、我々自民党に対して大変厳しい目が、国民の皆様から注がれている。いま一度、国民の信頼を取り戻し、政治を前に進めていくためにも、我々一人一人のたゆまぬ努力、そして鍛錬、これが不可欠だと感じている。
(10日、自民党所属国会議員らが参加した勉強会で)
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