兵庫県の斎藤知事のパワハラ疑惑をめぐり、県議会で提案される百条委員会の設置について、賛成が過半数となる見込みであることが分かりました。
ことし3月、兵庫県の幹部職員(60)が斎藤元彦知事のパワハラ行為などを告発する文書を、一部の報道機関などに配布しました。
県は内部調査で「事実無根」と判断したものの、一部の県議らは「内部調査は信用できない」などとして、強い調査権を持つ「百条委員会」の設置を求めていました。
最大会派の自民党議員団(議長を除き35人)は、ひょうご県民連合(9人)と共同で百条委員会の設置を、13日の議会で提案する方針を固めました。
賛成の態度を示している無所属と共産の議員を加えると賛成が過半数となる見込みです。
兵庫県議会で百条委員会が設置されれば1973年以来となります。
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