木原稔防衛相は16日午前の記者会見で、イランによる大規模な攻撃があったイスラエルから邦人らを退避させる場合に備え、自衛隊機3機を日本で待機させていると明らかにした。木原氏は「引き続き高い関心を持って地域の情勢を注視しつつ、情勢に応じて在留邦人等の安全の確保に万全を期す」と述べた。
邦人などの退避については、2023年10月にイスラエルから83人を輸送して以来、自衛隊機など関連部隊への命令を継続し、派遣できる人員や態勢を維持している。一方、イランについては外務省が14日、渡航中止を求める注意喚起を発出し、出国希望者に対して定期商用便が運航されている間の出国を呼びかけている。【中村紬葵】
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