日本維新の会の県組織「広島維新の会」(代表・空本誠喜衆院議員)は11日、党本部が承認した会派名と異なる名称で広島市議会に届け出たとして、広島維新の会幹事長の大田智弘市議を役職停止3カ月にしたと発表した。
広島維新の会によると、大田市議は5月、1人会派だった自民の2市議が合流して計5人で超党派の会派を結成し、党本部に「広島維新の会・至誠会」で承認願を提出し、了承された。しかし、市議会事務局へ6月1日に届けた際は「未来の風 自民・広島維新の会」とした。
報道で事態を知った広島維新の会から改称を求められた大田市議らは、議会へ8日に「未来の風 広島維新の会・至誠会」と変更届を出したという。大田市議は「『広島維新の会』を政党名と思い込み、自民の名も並べないといけないと考えて一存でやった。申し訳ない」と述べ、空本代表は「要職にある者が認識不足だ」と話した。【高田房二郎】
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